針仕事をするためのテーブルです
程よく色の抜けたマホガニーの輝きがきれいです
こういった木材の色の経年変化もアンティーク家具にとっては大事な要素になります。
少し専門的な話になりますが、修復をするときもいかにその色合いを変えずに補修するかが重要です。たとえば、この家具の場合少々仕上げが摩耗して汚れてしまっていたので、クリーニングの後で仕上げを塗り足しました。
その際無造作に新しい仕上げを染み込ませてしまうと、あっという間にマホガニーは濃い色に染まってしまいます。せっかくの美しい淡い色合いが楽しめなくなってしまうのです。
ですので、補修の際には繊細な注意が必要となります。
この辺の事ができてはじめて修復と言えるのですが、そんな腕の振るいがいのある家具が少ないのも事実です。中南米原産の良質のマホガニーは今では希少ですし。
ところで、なぜこのテーブルがsewing tableなのかというと、次の写真を見てください。
引き出しの下からさらにこのような木枠が引き出せるようになっています。
ここには本来、布製のバスケットが取り付けられていて、裁縫中の布や材料をしまえるようになっていたのです。残念な事にそれは失われていますが、この事からこの家具の用途がわかります。
残念な事は他にもあって、引き出しの取っ手が取り替えられてしまっています。
そんな難点はありますが、そのおかげでこのようにクォリティーの高い古いテーブルをリーズナブルな値段で仕入れる事ができました。この手のものは実際非常に高価なのが普通です。
まあ、そういったここに書いたような能書きは横に置いても、魅力的な小テーブルだと思うのですがいかがでしょうか?
sewing table
高さ85cm 幅48cm 奥行き42cm
80,000円 ZH118
www.swallow-dale.com